建学の精神

本学院は創立以来98年、一貫して仏教精神、特に浄土真宗の教えを教育の根幹に据え、高い教養の獲得と、深い情操の涵養を目指してまいりました。
現在でもこの精神は変わらず、高等部では県下でも随一の現役合格率を誇る女子進学校としての実績をあげ、また仏教教育を通じ優しく思いやりの心を持った女性を育てるべく精進しております。

教育理念

仏教を礎にした女子教育を進め、「智慧」と「慈悲」の教えを柱とし、また、「敬虔」「勤労」「高雅」の三大目標を達成すべくカリキュラムを編成しています。教科指導においては、基礎基本を大切にし、児童それぞれの様々な考えを尊重しつつ、自ら課題を見出しよりよい考え方につなげる力を培っていくことを目指しています。

教育目標

教育理念をもとに、「よい子の誓い」として、
１：感謝報恩の心をもつ子、
２：愛情豊かな子、
３：正しく判断することができ、それを実行にうつせる子、
４：自分のつとめを最後までやりぬく子、
５：自分を大切にし、他人を尊重できる子、
６：社会性豊かな子、
７：勤労を尊ぶ子、
８：本気に勉強する子、
９：上品でしとやかな子、
１０：からだのじょうぶな子、
の十項目を教育目標としています。

教育実践

研究テーマを「主体的により深く、学び合う授業をめざして～ＩＣＴ機器と図書館の活用の両立を～」とし、授業実践を重ねています。国語、算数については基礎学力の習熟を図り、特に、高学年の算数についてはＴＴを配置し、より丁寧な授業に努めています。また、国語、算数、社会、生活以外は専任教員を配置し、教科指導の充実を図っています。さらに、６年間を通してネイディブスピーカーによる少人数制英語教育を行っています。読書教育については、「平成６年度子供の読書活動優秀実践校・団体」の部で文部科学大臣表彰に選ばれました。