８月２日（金）新横浜プリンスホテルを会場として夏季教員研修会が実施されました。

まず、県協会会長、関東連合会会長の斎藤滋（桐光学園小学校校長）先生から開会の挨拶があり、午前、午後の研修に入りました。

午前の部は、杉並区立済美養護学校主任 川上康則 教諭の講演で、テーマは「子ども理解の深め方と確かな関わり」です。内容は、川上先生の豊かな教員経験から導かれた知見と実践を、具体例をまじえ提示されました。示された知見・具体例は、ご参加の先生方も日々の児童対応から共感を受けられるものが多く、対応のヒントも示されたので、２学期からの校務にお役立ていただけたものと思います。

午後の部は、企業で採用、人材育成を経験され、現在は、天職コンサルタント、生成発展アクティベーターとしてご活躍の 梅田幸子 先生の講演で、テーマは「これからの時代を生き抜く力」です。講演は、医療、保育ではおなじみの人体の機能「反射」に関するものです。新しい知見では「反射」を統合（卒業）できないと、発達障害、学習障害、コミニュニケーション障害の原因となるとのこと。研修では統合を助けるアクティビティを体験できました。

両研修ともに、初等教育に関わる本質的で実践的な内容でしたので、２学期から児童対応にお役立ていただける内容となっていたと思います。

 

【主催】神奈川県私立小学校協会　【後援】関東私立小学校連合会