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ぺちゃんこスタンレー(あすなろ書房)

掲載日:2023/3/31
ジェフ・ブラウン

 ある朝、ラムチョップさんの家でスタンレーは弟アーサーの声で目をさましました。スタンレーのベッドには、ぶあつい大きな板がのっかていてその下にぺちゃんこになったスタンレーがねむっていたのです。はじめは、とまどっていたスタンレーも、だんだんとぺちゃんこでいることが楽しくなってきました。というのもかぎのかかった部屋に入るときドアの下をかんたんにくぐれたり、お母さんの指輪を排水溝からみつけることに成功したからです。ある日、カリフォルニアに引っこしたばかりの友だち、トマスから休みになったら遊びに来ないか、という内容の手紙がとどきました。スタンレーのお父さんは、飛行機代が高いので大きな茶封筒にスタンレーを入れて航空便で送ることにしました。そして封筒のすきまに、お母さん手づくりの卵サンドとたばこのケースにつめた牛乳もいっしょに入れました。さて、このお話の続きは、どうなるのでしょうか。

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